歯列矯正で行うバイトアップとは?バイトアップ回避エピソード
- 2019.04.16
- 2022.01.10更新
- 歯列矯正

歯列矯正を検討していくと出会う言葉の一つが「バイトアップ」。
歯列矯正をしているって今でこそそんなに珍しくないはずなのに、本格的に検討している人や経験者でないと知らない事実というのが意外と多くあるものです。これもその一つでしょう。
なんなら歯列矯正も人によって治療方法がさまざまなので、歯列矯正をしていてもバイトアップを知らない人がいるかもしれませんね。
私自身も、つい最近Twitter上にてバイトアップという言葉を知りました。「バイトアップが辛い」というのを何度か目にして、それって何?歯列矯正にはまだ私の知らない辛いことがあるの?と大ショック。
しかし、調べてみると、私が通っている矯正歯科の先生がすでに説明してくれていたことで(バイトアップという言葉を使わずにわかりやすく伝えてくれていたので、単語を知らなかっただけ)、私はしなくても良い可能性が高そうです。というわけで、今回はバイトアップについて紹介したいと思います。
歯列矯正のバイトアップとは
バイトアップとは歯列矯正過程に行う治療の一つです。奥歯が噛み合う部分にプラスチックでできたパーツを乗せ、意図的に噛み合わせを高く(上下の歯の間に隙間を作るイメージ)します。
受け口の人など、これを行わないと歯列矯正を進められないケースがあるために行うそうです。バイトアップは歯列矯正を進めるために行うので、バイトアップのためのパーツを外しても治療が進められるようになれば終了します。歯列矯正期間ずっと行わなければいけないものではありません。
歯列矯正でバイトアップが必要なケースの例
さて、バイトアップは歯列矯正において必須の項目ではなく、人によってしたりしなかったりするものです。
バイトアップが必要なケースの代表例としては受け口の人が挙げられます。受け口は下の歯が上の歯よりも前に出ている状態の歯列で、下の歯を後ろに下げていく必要がありますよね。その際に上の前歯が後ろにあるため、そのままでは下の歯を動かすことができません。そこでバイトアップをし、上下の歯が当たらないようにして下の歯を後ろに下げていくという方法がとられるわけです。
また、私の場合、受け口ではないのですが、上の前歯一本が変な位置に生えていることによって、歯を閉じたときに下の前歯のすぐ後ろにくっつくほど近くなってしまっている部分があります。私は裏側矯正(リンガル矯正)を選択しているので、歯の後ろに矯正器具をつけるわけですが、その部分は上の前歯が邪魔してしまい器具をつけられないわけです。
このように、受け口でなくても歯列の状態(上下の歯の関係)によって器具を付けられないなどの場合にバイトアップの可能性が出てくるようですね。
バイトアップ回避!不安な場合は先生に相談を
上記の通り、私は本来バイトアップをする予定でしたが、相談の結果しないでもいいことになりました。バイトアップしないと下の歯に器具が装着できないんじゃなかった?と思うかと思いますが、こんな例もあるという程度に参考にしていただければと思います。
私が本来バイトアップ予定だったというのは前述の通りで、上の前歯が変な位置(プラス変な角度)に生えていることで、下の歯のある一本に器具が着けられない状態だったからです。
ちなみに、この変な位置と角度に生えている上の前歯が私の歯列の悪さの90パーセントを占めているといってもいいほど、私にとっては諸悪の根源のような歯でもあります(笑)
つまり、その歯がある程度正常な位置と角度に治りさえすればもう下の歯を邪魔することはなくなるため、その下の歯にも器具が着けられるということになります。
先生が最初に立ててくれていたプランでは、下の歯から矯正をスタートする予定だったのでバイトアップが組み込まれていました。しかし、治療方針決定のカウンセリングにて、私が滑舌が悪くなることへの懸念を示し、私の仕事は滑舌が結構重要だということをお伝えしていたということもあって、その場で再検討していただくことに。
その結果、まずは上の歯の治療を先にスタートさせ、上の前歯がある程度並んで下の歯にも器具を着けられるようにし、その後下の歯の治療に進むということを提案いただきました。矯正の進捗状況としても、私は下の歯はもともと上の歯ほどガタガタでないので、下の歯を後から進めても問題ないだろうとのこと。
もともと先生がなぜ下の歯から治療するプランを検討されていたのかはわかりませんが、個人的にはこのプランが理想的です。バイトアップによる滑舌の心配はしなくていいし、諸悪の根源である歯があるのは上側なので上の歯を早く治療したいし!
そんなこんながあって、私はバイトアップを回避することになりました。
ちなみに、最初の話に戻りますが、この際のカウンセリングで先生がわかりやすくお話ししてくださり「バイトアップ」という言葉が出てこなかったため、つい最近になってこれがバイトアップのことであるというのを知ることになったのです。
バイトアップが絶対に必要という人もいるようですが、今回の私のケースではバイトアップをせずに治療できる方法があったので、こんなパターンもあるよ、というお話です。バイトアップに不安がある場合は先生に相談してみるのがおすすめです!