後悔しない矯正歯科の選び方まとめ!歯列矯正を始める前に知っておきたいこと

後悔しない矯正歯科の選び方まとめ!歯列矯正を始める前に知っておきたいこと

以前の記事でも書いたのですが、私は矯正歯科を選ぶときに日本矯正歯科学会の認定医(もしくは専門医)かどうかというのを重視していました。むしろそれ以外の点についてはあまり考えていなかったのですが、Twitterで矯正仲間ができてからは人それぞれ矯正のこだわりがあることに驚いています。

また、今通っている矯正歯科に後悔はないものの、矯正前にこれを知っておけば良かった…ということもあります。そこで今回は矯正歯科選びのチェック項目と知っておきたいことをまとめてみたいと思います。

 

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矯正歯科の選び方

歯列矯正を検討していて、矯正歯科を選ぶ場合には先生の腕や考え方はもちろん、値段や立地などさまざまな面を比較して決めることになります。あとから後悔しないように、できるだけ多くの側面を確認してから決めたいものです。

 

先生の技術

一番重要でありながらも素人には比較が難しいのが先生の技術でしょう。口コミを見ても人によって症例が異なるのでなかなか参考にならなかったり、そもそも口コミを書いているわずかな人の意見から先生の技術を判断するのはあまりにも短絡的です。

そこで確認したいのは、日本矯正歯科学会の認定医もしくは専門医であるかということ。この認定を受けるには厳しい条件をクリアする必要があるので、この認定医もしくは専門医に認定されていれば信頼できる先生だと考えられます。

また、一般歯科で矯正をやっているところよりも、矯正専門で矯正歯科としてやっているところの方が、矯正に対する経験が多いと考えられますのでおすすめです。実際、前述の専門医の先生はほぼ矯正歯科にいるといっても過言ではありません。一般歯科で矯正治療を受ける場合は、認定医の先生がいるかどうかをチェックしておきましょう。

 

日本矯正歯科学会の認定・ 信頼度 全国の医師数 特徴
専門医 とても高い 約300名 歯列矯正の技術が優秀であることが証明されている
認定医 高い 約2,500名 歯列矯正の基本的な技術があることを認定されている
会員 中程度 約6,000名  
認定・登録なし 低い 約100,000名  

 

チェック項目

先生の技術は信頼できそう?

 

料金

歯列矯正は自由診療のため、歯科によって値段が大きく変わります。また、基本料金に何が含まれていて何が含まれていないかも異なるので、一見安く見えてもトータルでは高額になってしまったというケースもあり注意が必要です。

料金を比較する上で確認したいのは、歯列矯正にかかる総額です。トータルフィーシステムのところであれば、初回相談や検査を除いて治療にかかる全ての料金が含まれた総額を支払います。一見高額に見えますが、毎回の調整料を支払う必要がないため長く通う必要が出てきたときにも安心です。

反対に安い歯科であっても調整料が別料金の場合、トータルにすると高額になったり、長く通う必要がある場合にどんどん値段が上がっていくというデメリットがあります。それ以外にも歯列矯正にはお金がかかるので、歯列矯正全体で大体どのくらいの料金になるかを確認して判断すると良いでしょう。

 

チェック項目

歯列矯正全体でどのくらいの金額になりそう?

 

分割払いの有無・支払いメソッド

高額になる歯列矯正の支払いには分割払いでないと厳しいという人が多いのではないでしょうか。これも歯科によって分割払いが可能か、また何回まで無利子で可能かなどが変わってきます。

また、クレジットカードや電子マネー使えるところであればポイントが付くので、高額な歯列矯正ではありがたい存在です。料金と合わせて支払いメソッドや分割払いの有無を確認するようにしましょう。

 

チェック項目

分割払いが必要な場合:無利子で分割払いが可能かどう?

 

立地・アクセスのしやすさ

歯列矯正について調べているという人は、基本的に月に1回ほど歯科に通うイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。実際に矯正器具の調整をするため、月に1度程度通う必要があるのですが、実際にはそれ以上に通うことになるでしょう。

矯正スタート前なら相談、検査、診断結果と治療方針の確認と最低3回は通うことになります。矯正開始後の調整は月に1回ほどですが、調整以外にもアンカースクリューの装着や抜歯などの治療で通うことも考えられます。また、ワイヤーが外れたりブラケットが取れてしまったりというハプニングで急遽行かなければならないということも。

もちろん、立地よりも先生の技術を重視したいから少しくらい遠くても大丈夫!という考え方もアリですが、あまりにも遠い場所やアクセスが悪い場所はおすすめできません。

 

チェック項目

通いやすい場所にある?

 

先生の考え方・治療方針

歯列矯正をすると歯列をきれいに並べるだけでなく、歯列矯正の過程で特定の治療法を行うことで、口ゴボやガミースマイルの改善が可能な場合があります。しかし、先生によっては考え方が異なるので、口ゴボやガミースマイルの部分は関係なく、特定の治療方法にこだわりを持っているケースもあるようです。

矯正歯科を選ぶ上で先生の腕や料金、立地などが考慮すべきポイントになるのは当然ですし、多くのウェブサイトでもチェックポイントとして紹介されています。しかし、矯正を始めてから「こんなはずじゃなかった」「こうすれば良かった」と後悔する人も多いんです。そのほとんどが、矯正における顔の変化についての知識不足によるもの。歯列矯正は歯並び改善のための治療ですが、顔の形や状態に大きな変化をもたらします。それを知らずに治療を受けて顔の変化に納得がいかない人や、知っていれば違う治療法を検討したのに…という人が多いようです。

矯正経験者の中ではちょっとした常識でありながら、矯正未経験の人にはあまり知られていないことで、矯正歯科選び前にチェックしておきたいことをご紹介します。

 

口ゴボ・ゴボ口の場合

口元が前に突出した顔の形を口ゴボまたはゴボ口と呼び、あまり美しいフェイスラインとはされていません。それに対して口元がすっきりと引っ込んだ横顔をEライン(エステティックライン)と呼び、美人の条件ともされています。そもそも、自分が口ゴボかどうか気にしたこともなかったという人もいるのですが、歯列矯正によって口元を引っ込めて美しいEラインに近づける可能性があります。

その場合、抜歯をして矯正することが多く、非抜歯では口ゴボの改善が大きくは見込めないことが多いです。何となく健康な歯を抜くのには抵抗があるという理由で歯を抜かずに矯正することを推奨している矯正歯科に行った結果、あとから抜歯をする歯列矯正によって口ゴボ改善の可能性があったと知って後悔している人が結構多いようです。

矯正後に後悔しないよう、自分の横顔チェックはぜひしておいてください。口ゴボにも関わらず非抜歯での矯正になりそうな場合は、他の矯正歯科でも意見を聞くことをおすすめします。

 

ガミースマイル

笑ったときに上の歯茎が大きく見えることをガミースマイルと言います。アジア人には多いとされ、多少のガミースマイルでは気にしない人もいますが、ガミースマイルの程度が大きい場合はコンプレックスに思っている人も少なくありません。

ガミースマイルの改善にはもともと手術でないと改善しなったそうですが、アンカースクリュー(矯正用インプラント)という固定原の登場で、歯列矯正で改善可能なケースが出てきました。もちろん、ガミースマイルの原因や症状によっては歯列矯正でなく手術でないと大幅な改善は見込めない場合もありますが、歯列矯正を考えていてガミースマイルに悩まされているという人は矯正医に相談してみる価値があるでしょう。

こちらも、歯列矯正でガミースマイルが治るとは知らず、言われるがままにアンカースクリューを使用しない矯正をし、後から改善の可能性もあったと知ってショックを受ける人が多いようです。歯列矯正を検討している人でガミースマイルの人は、矯正相談のときに聞いてみましょう。

 

チェック項目

口ゴボやガミースマイルの場合:それを考慮した治療法を提案してくれる?

 

矯正歯科を選ぶ前には事前にしっかり下調べをしよう

歯列矯正は高額であり一生ものの治療です。もちろん歯列矯正が終わってみないと最終結果はわかりませんが、できるだけ後悔のないように矯正歯科選びをしたいものです。料金システムや先生の考え方などは矯正経験者でないと知らない部分もありますが、可能な限り自分でたくさんの情報を集めておくようにしましょう。